【おせちリメイク】田作りと昆布と大根で煮物を。梅が良い仕事。
こんばんは、気づけばおせちのことばっかり書いているyupocoです。
このブログは備忘録的に書いているので、初めてやったおせち作り関連で沢山書きたいことがどんどん湧いてきます(笑)
さて、絶対に持て余すだろうと思いつつ購入した田作りと昆布。この子達をぶっ込んで、我流で大根を煮てみました(with梅)。
私と同じように田作りが余っている方にシェア出来ればと思います〜。
※和食にこだわりがある方からしたら邪道なことをしている気がするので、あくまで余り物リメイクの創作料理ということでご理解ください。
作った経緯
田作りと昆布。既製品の1番ちっちゃいのを買ったけど、お重に詰めるのは更にほんのちょっっぴりなのでやっぱり余ってしまいました。
「田作り リメイク」と調べると、炊き込みご飯やピザといったレシピがたくさんヒットしました。
とても美味しそうなのですが、ゆる糖質制限をしているのでこれはちょっと避けたい…。
そもそも何となく脳内で
「こやつらまとめて大根と煮たら、柔らかくなるし出汁的な働きもしていいんじゃね?」とアタリを付けていたのですが、意外なことにヒットせず。
視点を変えて、田作りはカタクチイワシが原料なので
「カタクチイワシ 煮物」と調べると、
- 梅煮のレシピが沢山ヒット(臭みを消すため)
- 苦味を取るには頭と内臓を取ること
といった情報をよく目にしました。
ほーん。よしよし、わかった。
作った
ということで、上記を参考に大根と残った昆布と残った田作り、そこに梅干し1粒をいれて梅煮にしました。
田作の苦味や生臭さが悪い働きをしても、梅がカバーをしてくれるのではないか、という考え。つまり梅はリスクヘッジ。
ちなみに、お正月のしゃぶしゃぶで余った昆布だしで適当に二番だしをとりました。(別に本だしでいい。冷蔵庫お掃除キャンペーンでもあるのです。)
梅は実家の手作り品なので、赤紫蘇も入ってます
調味料は田作りの濃いぃ味付けが染み出たら要らないんじゃ?と思ったんですが、ちょっと味見たら全然だめでしたw
適当にお酒、お醤油、みりんを足して、落し蓋をしてグツグツ煮ました。
田作は煮たら味変わるのかな?と味見したんですが、やっぱり頭や内臓部分はちょっと苦いんですね。お出汁にも若干苦味が出ていました。
ネットで得たアドバイスを参考に、頭の部分はできるだけ取りました。(写真は取る前なのでちょいちょい浮いてる…。)
カラメル状に固くなった田作りの内臓を取るのって現実的じゃない…というか、今回はあくまで簡単にリメイクするのが目的なので、さっとできる範囲でやりました。
できた
できました。
苦さと梅の酸味がほんのり、そこに大根の甘さが感じられる大人向けの煮物になりました。
うんまー!とはなりませんが(笑)、普通においしいです。
苦味は頭を取ったお陰か、抑えられています(全く無くなったわけではない)。
そして何より、リスクヘッジの梅がやっぱりいい仕事してくれました。ありがとう梅!
余談ですが、毎日料理を作っているものの、ザ・煮物はあまり作らない(私以上に旦那が食べてくれない)ので、「あぁ〜おばあちゃんちの匂いがする〜〜」と思いながら作ってました。
失敗する可能性もある中、食べれるものが出来て私はひとり大満足していたのですが、
この日のメインおかずがテイクアウトした爆発的においしいチキン南蛮だったので、このささやかな成功が霞んでしまい少し悲しかったです。笑
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